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無痛分娩『思ってたんとちがーう!①』悪阻(つわり)編

はじめまして。ママぴよです。

現在、私は2歳になる娘を育てています。
出産方法は悩んだ末に、無痛分娩を選択しました。

妊娠した頃から出産の様子、現在の育児や生活に関することを、ポツポツと書いていこうと思います。

約3年前の妊娠発覚後、しばらくして悪阻(つわり)が始まりました。

テレビドラマの悪阻のシーンでは、お米の炊き上がった匂いで「うっ」となる場面がよくありますよね。

友人や親戚のおばなどに聞いても、「お米の炊き上がった匂いが本当にダメだった」と話していたので、「ついに私にもアレが来るのか!」と、毎日ドキドキしながら炊飯器を開けていました。

まだ胎動もなければお腹も出ていないので妊娠した実感も薄く、炊飯器を開けて「うっ」となるのを、少し楽しみにしていたところもあります。

ところが、いつまで経っても、お米の匂いで「うっ」となることはありませんでした。

その割に野菜はダメで、じゃがいも以外は気持ち悪くなって受けつけませんでした。
大好きで毎日欠かさず食べていたお肉もダメで、まったく食べられなくなりました。

食べた後は多少気持ち悪くなるものの、空腹のほうが気持ち悪さが強く、唯一食べられる白米だけを食べて過ごす日々。

お米は食べられるんですけど……。

「悪阻って本当に人それぞれなんだな」と、身をもって実感しました。

悪阻中に一番「思ってたのと違った」のは、水分でした。
まったく受けつけません。飲もうと思っても喉を通らない感じで、無理して飲むと気持ち悪くなります。

ノンカフェインの麦茶もお茶も、水さえも、飲むのが苦痛で、体が拒否しているような感覚でした。

悪阻のピークを迎えたのは5月。ちょうど暑くなり始めた時期だったので、脱水にならないよう、無理やり水を流し込んでいましたが、本当に辛かったです。

そんな中、なぜか無性にコーンスープが飲みたくなりました。
試しに飲んでみたら、コーンスープだけはいくらでも飲めました。

夏場で自販機にはコーンスープが売っておらず、自宅で飲むコーンスープの時間が、唯一の幸せなひとときでした。

後日、同時期に妊娠していた友人と話すと、友人もコーンスープが飲みたくなって、なんと1リットルのステンレス水筒いっぱいにコーンスープを入れて、職場で飲んでいたとのこと。

さすがに1リットルは飲みすぎですが(笑)、水筒で持っていくなんて…そんな方法があったのか!と目からウロコでした。

コーンスープをこんなにも体が求めるなんて——
『思ってたんとちがーう!』な悪阻期間でした。

ママぴよ