こんにちは。ママぴよです。
ふわ子が2歳4ヶ月になった頃、ついに「お箸デビュー」のタイミングがやってきました。
でも、それは食卓の上ではなく、なんと「お風呂」からのスタートでした。
きっかけは、指先の動きをサポートするリング付きの練習用お箸をパパビーが見つけ、「そろそろ買ってみても良いかもね」と話になったことです。ふわ子には「黄色が好き!」というこだわりがあります。デザインを選ぶ際に、ミッフィーちゃんの黄色いデザインのお箸に、これならふわ子も気にいるかも!と、ふわ子用に購入しました。
練習用お箸のメリット
練習用お箸は、まだ指の巧緻性(こうちせい:細かい手指の動きの能力)が未発達な小さな子でも、指をリングに入れるだけで自然と正しい持ち方に近い形になり、お箸の動かし方を学びやすいのが特徴です。
でも、最初から「ごはんのときに使ってみよう!」というのは少しハードルが高そうだなと思い、まずは遊びの延長としてお風呂で導入してみることにしました。
た。
お風呂で始まった「お箸遊び」
お風呂には、水に浮かぶお魚のおもちゃをいくつか浮かべておき、それをお箸で掴んで小さな器に移すという“釣りゲーム”をしてみました。
これが思った以上にふわ子のツボにハマったようで、夢中になって遊び始めたのです。
「見てー!」「とれたー!」と、楽しそうにお箸で魚を上手に掴んではポトンと器へ。
最初こそ少しぎこちなさはあったものの、コツをつかむとスムーズに操作できるようになってきました。何より、本人がとても楽しんでいるのが印象的でした。

食事の時間にもチャレンジ
お風呂でのお箸遊びが大成功だった翌日。
「これは、もしかしたらご飯でもいけるかも?」と思い、夕食時にふわ子の前にそっと練習用お箸を出してみました。
すると、ふわ子は興味津々。「ふわ子のお箸!」と喜びながら、さっそく手に取って、一口大のご飯ボールを器用に掴み、お口まで運ぶことができました。
もちろん、時には滑ってポロッと落としてしまうこともあります。でも、そんな時は「おしい〜!」「あとちょっと!」と声をかけて、できた時にはたくさん褒めてあげると、ふわ子の目がキラリと輝いて、次も自分から進んでお箸を使ってくれました。

Q&A:初めてのお箸に関するよくある疑問
「お箸はいつから?」という問いには、2歳前後〜3歳ごろが目安とされていますが、発達には個人差があります。練習用のお箸を遊びから取り入れるとスムーズに導入可能です。
「持ち方がぎこちない」「嫌がる」場合は、スプーンやフォークと併用で問題ありません。
大切なのは“無理強いしないこと”。食事=楽しい時間を守ることが、自然にお箸へ移行する一番の近道です。
無理はしない、本人のタイミングを大切に
お箸の練習において、一番大切にしたのは「無理強いをしないこと」。
お箸を出すのは、ふわ子が「使ってみたい!」という意思を見せた時だけにしています。
「今日はスプーンがいい」と言う日もあれば、「手で食べるー!」と宣言する日も。
そんな時は「OK、好きな方法で食べてね」と伝えて、無理にお箸を使わせることはしませんでした。
子どもにとって、食事の時間が“楽しい時間”であることが、何よりも大切だと感じています。
意外な発見!うどんにお箸が大活躍
そんなある日のお昼ご飯、うどんを出したときにちょっとした発見がありました。
これまでは、フォークだと麺が滑って上手く食べられず、手づかみでモシャモシャと頑張っていたふわ子。
試しに「お箸で食べてみる?」と渡してみると、なんとびっくり。
するするとお箸で麺をつかみ、そのまま口へスムーズに運んで食べることができたのです。
どうやら、うどんのような麺類は、ふわ子にとってはお箸の方が扱いやすいようで、それ以来、うどんの日には「お箸使う!」と自分から言ってくれるようになりました。

初めてのお箸、ご飯に使うときのポイント
これからお箸を導入しようと考えている方に向けて、我が家で工夫したポイントをいくつかご紹介します。
・掴みやすいサイズ感の食材を用意する
→ ご飯ボールや一口サイズのハンバーグ、柔らかい野菜などがオススメです。
・落としてもOKなように多めに用意する
→ 食材を何度でも掴めるようにして、「失敗=終わり」にならないように。
・本人のタイミングで、やってみたい気持ちを尊重する
→ 強制してしまうと、お箸そのものへの抵抗感が出てしまうことも。
お箸が「できる」になるまでの道のり
お箸が上手に使えるようになるまでは、時間がかかるかもしれません。
でも、遊びの中で少しずつ慣れていけば、子ども自身が「できた!」という達成感を感じながら、前向きに取り組めるようになります。
ふわ子も、まだまだ完璧ではありませんが、お箸を使う日は確実に増えてきました。
そして何より、「ミッフィーのお箸で食べるの楽しい!」という気持ちが、お箸練習の一番の原動力になっているように感じます。
これからも、ふわ子のペースで、お箸生活を楽しみながら続けていきたいと思っています。
ママぴよ