小規模保育園って実際どう?結論

「待機児童になったらどうしよう」「小規模保育園って不利?」と不安な方へ。

結論から言うと、
小規模保育園=不利ではなく、
“安心の土台を作れる環境” 
でした。

特に感じたメリットは👇

  • 先生との距離が近く、手厚く見てもらえる
  • 子どもの不安が少なく、園に慣れやすい
  • 生活習慣(睡眠・食事)が整いやすい

実際に通ってみて、「最初の園としてはむしろ最適だった」と感じています。


保活をしていると、一度はこう思いませんか。

「この園に入れなかったら、この子は小学校に入るタイミングでついていけなくて苦しむことになる」

私がまさにそうでした。

見学に行った瞬間、「ここに入れなきゃ」と圧倒された早期教育系の保育園がありました。

教室には、小学校のように2人1組の机と椅子。朝はフラッシュカードで、子どもたちは驚くほどスムーズに答えていました。

「これ、小学校中学年レベルじゃない?」

そう思うような内容にも、迷いなく反応する子どもたち。

さらに体育の時間には専門の先生が入り、マット運動を本格的に指導。
順番を待ちながら、お友達を応援する姿も印象的でした。

その光景を見たとき、正直に思いました。

「ここに入れなかったら、差がついてしまうんじゃないか」
「将来、苦労するんじゃないか」

まだ1歳にも満たない我が子に対して、そんな“未来の不安”を重ねてしまっていたんです。

そして迎えた結果。

——第一志望、落選。

待機児童になりました。

頭では分かっていても、やっぱりショックでした。

「どこでもいいから入れないと復職できない」
そんな現実的な理由もあり、小規模保育園も含めて申し込み。

結果、第3希望の小規模保育園に内定しました。

正直に言うと、そのときは少し落ち込みました。

「本当は、あの園に入れてあげたかったのに」

そんな気持ちを抱えたまま、保育園生活が始まりました。


毎朝大泣きから始まった、保育園生活

1歳5ヶ月まで、ほぼずっと一緒に過ごしてきた娘。

初めて親と離れる環境に、不安でいっぱいだったと思います。

登園初日から大泣き。

毎朝、泣き叫ぶ娘を先生に預けて、
私は振り返ることもできず、その場を離れる。

「ごめんね」と思いながら、逃げるように帰る日々でした。

正直、胸が痛かったです。


小規模保育園に入って、初めて知ったこと

でも、そんな不安は少しずつ変わっていきました。

小規模保育園は、とにかく“手厚い”です。

児童の数に対して先生が充実していたこともあり、泣けばすぐに抱っこしてくれる。
一人ひとりの様子を、しっかり見てくれる。

「ちゃんと見てもらえている」

それが、子どもにも親にも伝わる環境でした。

1ヶ月ほど経つ頃には、娘はすっかり慣れて
泣かずに登園できるように。

あんなに泣いていたのが嘘みたいでした。


小規模保育園のメリット・デメリット

小規模保育園には、メリットとデメリットの両方があります。

【メリット】
・少人数で手厚い保育が受けられる
・子どもの個性に合わせた関わりができる
・慣らし保育がスムーズ

【デメリット】
・3歳で転園が必要になる
・園庭が小さい場合がある
・園によってはイベントが少ない

ただ、実際に通ってみると、
「安心できる環境で過ごす経験」が何より大きな価値だと感じました。


家ではできないことが、園ではできるようになる不思議

特に驚いたのは、お昼寝。

家では、おっぱいがないと眠れなかったのに
保育園では先生のトントンで、2時間しっかり寝るように。

「え、なんで?」

と最初は思いましたが、
今振り返ると、それだけ安心できる環境だったんだと思います。


“見える安心”があるから、親も救われる

小規模保育園の良さは、子どもへの関わりだけではありません。

連絡帳には、その日の様子が細かく書かれていて
お迎えのときにも、口頭でしっかり共有してもらえます。

・今日は誰と遊んだか
・どんな表情だったか
・ちょっとした体調の変化

言葉がまだ十分でない時期でも、
「園でどう過ごしているか」が分かる安心感。

これは本当に大きかったです。


気づけば、よく話す子に育っていた

成長するにつれて、娘の口から

「今日は〇〇ちゃんと遊んだ」
「〇〇先生が好き」

そんな言葉が自然と出てくるようになりました。

そして何より感じたのは、

“自分の気持ちを伝える力”が伸びていること。

先生の膝に座ったり、甘えたり、
安心できる環境の中で過ごしたからこそ、

「こうしたい」「これは嫌」

そんな気持ちを、家族以外にも伝えられるようになっていました。

人前で話すのが苦手だった私の幼少期からは、
想像もできない姿です。


保育園選びの基準が、180度変わった

この経験を経て、私の中で大きく価値観が変わりました。

「早くから学ばせること」よりも

「安心して過ごせること」
「思いきり遊べること」
「自分で考えて動けること」

そっちの方が、ずっと大事なんじゃないかと。


3歳からの新しい環境。それでも大丈夫だった理由

その後、3歳からはモンテッソーリ教育を取り入れた園へ。

異年齢で過ごす、少し大きな集団です。

最初はやっぱり不安もありました。

でも——

慣らし保育3日目には、園庭で元気に「ママ!」と手を振る姿。
4日目には「楽しかった!」と笑顔で帰ってくるように。

あっという間に馴染んでいました。

さらに驚いたのは、
お昼寝も問題なく一人でできていたこと。

小規模保育園で身につけた“安心して過ごす力”が、
しっかり土台になっていたんだと感じました。


遠回りに見えたけど、それが一番よかった

第一志望に落ちたときは、「失敗した」とすら思いました。

でも今は、はっきり言えます。

あの経験があったからこそ、
娘にとって一番大切な土台が育った。

小学校前の学力は、あとからいくらでも伸ばせる。

でも、

・安心できる環境で過ごした記憶
・自分の気持ちを伝えられる力
・人と関わることへの前向きな気持ち

これは、簡単には得られないものだと感じています。


これから保活をする方へ

もし今、

「いい園に入れなかったらどうしよう」
「出遅れたかもしれない」

そう感じている方がいたら、伝えたいです。

“どの園に入るか”だけが正解じゃない。

“どんなふうに過ごすか”で、子どもはちゃんと育つ。

我が家にとっては、
小規模保育園から始まったこの道が、

結果的に、一番よかった選択でした。

ママぴよ