育児・暮らし

【出産体験談】無痛分娩を選んだ私のつわりと産休生活

こんにちは、ママぴよです。

現在、私は2歳になる娘(ふわ子)を育てています。出産のときは無痛分娩を選びましたが、妊娠から出産、産休生活までの間に「思っていたのと全然違った!」と驚くことがたくさんありました。

今回はその中から 妊娠初期の悪阻(つわり)産休生活 についてまとめます。これから出産や育児を迎える方の参考になれば幸いです。


妊娠初期に始まった悪阻(つわり)

妊娠が分かったのは約3年前。しばらくして始まったのが悪阻でした。

ドラマなどでは「炊きたてのお米の匂いで気持ち悪くなる」というシーンをよく見かけます。身近な人からも「お米の匂いが本当にダメだった」という話を聞いていたので、私も「ついにその時が来るのか」と思いながら炊飯器を開ける日々。

ところが、待てど暮らせどお米の匂いで「うっ」となることはありませんでした。


予想外!食べられたもの・食べられなかったもの

お米は普通に食べられた一方で、野菜はじゃがいも以外が苦手になり、お肉も受けつけなくなりました。大好きだった食材が突然食べられなくなるのは本当に不思議です。

悪阻の時期は「空腹のほうが気持ち悪い」という状態だったので、結局白米ばかりを食べて過ごしていました。
「悪阻って人によって全然違うんだ」と身をもって実感した出来事です。


想定外だった「水分がとれない悪阻」

もっとも辛かったのは「水分が飲めないこと」でした。

麦茶もお茶も水も喉を通らず、無理に飲むと余計に気持ち悪くなってしまいます。
暑くなり始めた季節だったため脱水が怖く、頑張って水を流し込みましたが、体が拒否するような感覚で本当に大変でした。


救世主はコーンスープ

そんな中、突然コーンスープが飲みたくなり、試してみると不思議と体が受け入れてくれました。
「これなら飲める!」と、毎日のようにコーンスープを口にする日々。

後日、同じ時期に妊娠していた友人と話すと、その友人もコーンスープを大量に飲んでいたと聞き驚きました。妊婦さん同士でも「食べられるもの」が全く違うのだと改めて実感。

水筒に入れて持ち歩くという工夫もあると聞き、「そんな方法もあるのか」と参考になりました。


悪阻は本当に人それぞれ

お米は平気なのに野菜やお肉が食べられない。水分はダメなのにコーンスープだけ飲める。
こうした経験を通して、悪阻は本当に人それぞれで「こうなるはず」と決めつけられないものだと学びました。

同じ妊婦さん同士でも「私は○○が食べられなかったけど、△△は平気だったよ」と話題にできるくらい、個性のある経験です。


産休に入ったときの気持ち

次にお話ししたいのは「産休生活」についてです。

社会人になってから、長期で自由な時間を過ごすことはほとんどありませんでした。だからこそ「何をしよう!どう過ごそう!」とワクワクしながら産休に入りました。


罪悪感から解放されるまで

実際に産休に入ると、最初は「こんなに休んでいていいのかな?」という罪悪感を覚えました。
しかし1週間もすると「休めるときに休んでいいんだ」と気持ちが切り替わり、ようやくリラックスモードに。


のんびりすぎる毎日

産休中は、夫を送り出した後にソファで横になり、ドラマを見ては昼寝をする毎日。
妊娠前は旅行が趣味だった私ですが、妊娠後期の体では遠出できず「無趣味状態」に。

それでも散歩や公園での時間は心地よく、秋の穏やかな日差しの中でのんびり過ごすことができました。


人と関わらない生活で気づいたこと

産休に入ると、会話の相手は夫か買い物先の店員さん程度に。
そんな中で散歩中に地域の方から声をかけてもらえると、とても嬉しかったです。
「会話は生活に必要なものなんだ」と改めて感じるきっかけになりました。


医療職から離れて分かったこと

私は医療職として働いていたので、普段は患者さんや同僚、医師と関わり、常に人の目を意識していました。
それがなくなった産休の時間は、心身ともにリフレッシュできる貴重な期間でした。


小学生の夏休みのような日々

自由な時間を「もっと活用できたらよかった」と振り返る部分もあります。
結局は散歩と昼寝が中心の毎日で、想像していた充実した産休とは違いました。

それでも「何もせずに過ごす時間」も大切だったと思います。
まさに小学生の夏休みのような、気楽で自由な時間でした。


出産準備としての産休の役割

産休中は気持ちを落ち着けるだけでなく、出産準備の大切な期間でもあります。

  • 荷物を分けて準備しておく(分娩室用と病室用)
  • 冷え対策や水分補給の工夫をする
  • 陣痛や出産に向けて心の準備を整える

私はのんびりしすぎて「もっと準備しておけば良かった」と思う場面もありました。これから産休を迎える方には「休養」と「準備」のバランスを取ることをおすすめします。


まとめ:出産までに経験した「思ってたんとちがーう!」

  • 悪阻では、お米は平気なのに野菜や肉が食べられず、水分も受けつけないという予想外の体験をした
  • コーンスープが唯一の救世主で、妊婦さんごとに食べられるものが全く違うと実感した
  • 産休は「趣味や勉強の時間にしよう」と思っていたのに、実際は散歩と昼寝中心で想像と違った
  • それでも、体と心をリフレッシュする大切な時間だった

妊娠・出産・産休は、人それぞれ全く違う経験になります。
「こうなるはず」と思っていても、実際には予想外のことが多いもの。

私の体験談が、これから出産や産休を迎える方の参考になれば嬉しいです。

ママぴよ

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