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無痛分娩『思ってたんとちがーう!②』産休編

ママぴよです。前回の続きです。

社会人になってから、こんなに長い自由時間をもらえることはなかったので
「何しよう!何しよう!」とワクワクしながら産休に入りました。

いざ産休に入ってみると、「こんなに仕事もせずに休んでて良いのかな?」と
罪悪感のような、そわそわした感じがありました。

でも、人って楽なことに慣れるのは早いですね。
1週間も経ったら「天国〜!ゆっくりしてなんぼ〜!」って切り替わりました。

朝、夫を見送ったらソファでゴロゴロして、気がついたら寝落ちして、
TVerでドラマを見て、また寝落ちして。散歩をして、またソファで寝落ちして。

ワクワクしながら産休入りした割に、ろくなことしてない・・・。
こういう時に趣味があると充実した日々を送れるのでしょうが、
産休に入ってみて、私は無趣味だったことを思い出しました。

というか、旅行が唯一の趣味だったため、いつ生まれてもおかしくない身体では
どこへも行けないので、無趣味と化しました。

秋の心地よい陽気の中、ぷらぷら散歩して、公園のベンチで空を見上げて。
「なんて平和なんだろう」。
こんなに人と関わらないで過ごすのは初めてだけど、誰にも気を遣わないって
こんなに楽なんだな〜って感じていました。

私は医療職なので、仕事をしていると、患者さんの目だったり、同僚の目だったり、
ドクターの目だったり……。
いろんな目を気にして、気を遣って、疲れて、
「人と関わらない仕事がしたい!!」って思うことが度々ありました。
誰の目も気にせず過ごせる時間は本当に最高でした。

普段は仕事柄、患者さんとたくさんお話をするのですが
産休に入ってからは夫と会話をする以外、
買い物先のレジで「こんにちは」と挨拶をする以外、人とは話をしない生活でした。

ある日、お散歩中に畑仕事をしている地域のお爺ちゃんから、
「お腹大きくて大変だよね。身体、大事にしなよ」
と声をかけてもらいました。

ほんの二言三言しか言葉を交わしていないけど、人と話をしたことが嬉しくて……(初めての感覚)。

やっぱり、人との会話は生活する上で必要な刺激なんだなと感じました。
まだ当分先だけど、「頑張って職場復帰しよう」と思えました。

私の自由時間は、小学生の頃の夏休みと同じ。
な〜んにも考えず、気がついたら時間だけ過ぎてて、
後から振り返ると「勿体なかったな」って思うものになりました。

充実した産休を想像してたけど、
散歩と昼寝で終わってしまい、『思ってたんとちがーう!』といった感じでした。

ママぴよ