育児・暮らし

無痛分娩『思ってたんとちがーう!⑥』 産後の入院生活編

ママぴよです。前回の続きです。

〜出産翌日〜

朝、目が覚めて起き上がると、
夜間までは感じなかった下半身の重だるさ陰部の痛みがありました。

産前に頑張って会陰マッサージをしていましたが、
出産時に子どもの回旋異常があったため、会陰切開が必要となり、
頑張り虚しくしっかり切られてしまいました。

縫合した部分が痛くて、円座クッションなしでは座れないほどのつらい痛みでした。

前夜、看護師さんに付き添ってもらいトイレに行く手前で気を失ってしまったため、
朝食後に改めてトイレにチャレンジすることに。
歩行はできましたが、陰部の違和感と重だるさでとても歩きにくかったです。
今回は無事にトイレまでたどり着き、排泄もできたので、
尿道カテーテルを外してもらい自由の身となりました。

会陰切開をしているので、排尿するのが本当に恐怖でした。
恐る恐る排尿してみると、少ししみる程度で、思ったほどの激痛ではありませんでした。

その後は傷口をチェックしてもらい、シャワーもOKに。

シャワーを浴びるときも洗うのが恐る恐るでしたが、意外と痛みはなく、
むしろ、こびりついていた血を流せたことで陰部の不快感が少し和らぎました

シャワーを終えて一息ついた頃、看護師さんが子どもを連れてきてくれました。

出産後、2度目の対面
新生児用のキャリーベッドに乗せられてスヤスヤ寝ている我が子は、
なんとも愛おしかったです。
「起きないかな〜」とちょっかいを出したくなるのを我慢しながら眺める時間は、
とても幸せでした。

この日は、おむつの替え方、ミルクの作り方・あげ方、母乳のあげ方など、基本的な育児の方法を看護師さんに教えてもらう一日となりました。

この中で一番衝撃だったのは、母乳のあげ方でした。

まずは看護師さんが、私の乳輪まわりを指でつまんで揉みほぐしていきます
地味に痛いです。
母乳が出やすくなるように、そして赤ちゃんが咥えやすくなるようにするための準備とのこと。

続いて、授乳時の抱き方を教えてもらい、赤ちゃんに咥えさせますが……まったく出ている感じがしない
赤ちゃんも泣いています。

「出産すれば勝手に母乳は出るようになる」と思っていたのに、まったく出ず、不安に。
看護師さんによると、「赤ちゃんが咥えて吸うことで、徐々に出るようになっていきますよ」とのことでした。

母乳が出るようになるまでには、親子での頑張りが必要だとは、
**『思ってたんとちがーう!』**って感じでした。

コロナが再び増加傾向になったため、翌日から家族の面会が禁止になることに。

滑り込みセーフで、出産翌日は夫が面会に来ることができました。

面会時間は30分という制限があったため、あっという間に過ぎてしまいましたが、
不慣れな手つきで子どもを抱く夫の姿に、思わず心が和みました(笑)

退院まで会えないので、本当に貴重な時間となりました。

夫の面会や、看護師さんからのマンツーマン指導で、気づけばあっという間に夜に。

コロナ禍ということもあり、完全個室+看護師さんの手厚いサポート体制
とてもありがたく、**良い意味で『思ってたんとちがーう!』**な
入院生活の始まりでした。

ママぴよ

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