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【出産体験談】無痛分娩後の母子同室|授乳の難しさと入院生活で学んだこと

こんにちは、ママぴよです。

私は無痛分娩で出産しました。出産直後はナースステーションで赤ちゃんを預かってもらっていましたが、産後翌日からはいよいよ 母子同室 が始まりました。

この記事では、母子同室が始まったときの戸惑い、授乳の難しさ、そして入院生活で学んだことをまとめます。これから出産を控えている方にとって少しでも参考になれば嬉しいです。


産後2日目:母子同室のスタート

出産翌日までは赤ちゃんと離れて休む時間がありましたが、2日目からは昼夜問わず赤ちゃんと同じ部屋で過ごします。

最初に赤ちゃんを連れてきてもらった瞬間は「かわいくて仕方がない!」という気持ちでいっぱい。抱っこしたり顔を眺めたり、愛おしさで胸がいっぱいでした。

しかし、夜を共に過ごすと状況は一変します。

赤ちゃんは泣いて、泣いて、また泣きます。母乳はまだほとんど出ていないため、赤ちゃんにとっても私にとっても辛い時間でした。


授乳の難しさ:母乳とミルクの切り替え

看護師さんから「母乳はすぐに出るものではない。吸って刺激を与えることが大切」と説明を受けていたので、必死におっぱいを咥えさせようとしました。
けれどもなかなか飲めていないようで、赤ちゃんは泣き続けます。

その後、ミルクを準備しようとしましたが、赤ちゃんを抱っこしたまま作ろうとしてパニック状態に。今振り返ると、ベッドに寝かせて落ち着いて準備すべきでしたが、当時はその余裕がありませんでした。

やっと哺乳瓶を口に含ませても、角度や抱き方が悪いのか、うまく飲めずに泣き続ける赤ちゃん。
「飲ませてあげられない」という焦りと不安で、心が押しつぶされそうになりました。

看護師さんからは「ほんのわずかでも飲めていれば大丈夫」と言われましたが、実際どのくらい飲めたのか分からず、赤ちゃんが泣き疲れて眠ってしまうのを見て「きっと大丈夫」と自分に言い聞かせました。


泣き止まない夜とサポート

ベッドに寝かせてもすぐに泣き出すため、ほとんど一晩中抱っこして過ごしました。
「周囲の部屋に泣き声が響いていないか」と不安になりながら、赤ちゃんをあやし続けます。

明け方、看護師さんが部屋に来て「全然眠れていないの?」と驚いていました。実際には、泣き声で眠るどころではなかったのです。

その後、赤ちゃんをナースステーションで預かってもらえることになり、ようやく2時間ほど眠ることができました。
「母子同室でも、どうしても無理なときはスタッフに預けて休んでいい」という選択肢があると知れたのは大きな安心につながりました。


日勤スタッフからの授乳指導

朝になり、日勤の看護師さんに交代。改めて「ミルクがうまくあげられない」と相談しました。

すると、抱っこの仕方や哺乳瓶の角度などを一から丁寧に教えてもらえました。わずかな角度の違いや手の支え方で、赤ちゃんが飲みやすさを感じることを知り、「こんなにも繊細なんだ」と驚きました。

最初は赤ちゃんも泣きながらの授乳でしたが、指導を受けるうちに少しずつコツをつかみ、赤ちゃんが飲める瞬間が増えてきました。
「授乳は母親一人で抱え込まず、必ずスタッフに相談していい」という学びは、とても大きなものでした。


初めての母子同室でよくある疑問Q&A

私が実際に体験して感じたことを、よくある質問形式でまとめます。

Q1. 母子同室ってどんな感じ?

産後2日目から母子同室になる病院も多いです。昼夜を問わず赤ちゃんと一緒に過ごすため、寝不足になるのは普通だと考えておくと安心です。どうしても休めないときは、ナースステーションに預けることもできます。

Q2. 母乳がまだ出ないときはどうすればいい?

母乳はすぐには出ないことが多いです。まずは吸わせて刺激を与えることが大切。足りない分はミルクを併用しながら少しずつ分泌を促していきます。不安なときは助産師さんに相談すると安心です。

Q3. ミルクがうまくあげられないときは?

哺乳瓶の角度や抱き方で大きく変わります。最初から上手にできなくても当然なので、困ったら「一から教えてください」とお願いするのがおすすめです。

Q4. 赤ちゃんが泣き止まない時はどうすれば?

泣く=ミルクとは限りません。おむつ替え、抱っこ、あやしなど色々な原因があります。空腹以外の理由が分からない時は、無理に我慢せずナースに相談してみましょう。


入院生活で感じたこと

母子同室が始まってからの一晩は本当に大変で、正直心が折れそうになりました。
でも、看護師さんに授乳を指導してもらい、少しずつできることが増えていくと「親子で一緒に成長していけるんだ」と感じられるようになりました。

また、同じ入院生活の中でもスタッフの方によって対応の仕方が違うこともありました。
その経験を通して「自分も将来、相手の立場に寄り添う姿勢を忘れないようにしたい」と考えるきっかけにもなりました。


まとめ

  • 母子同室が始まると、昼夜を問わず赤ちゃんと一緒に過ごすため、寝不足は避けられない
  • 母乳はすぐには出ないため、吸わせて刺激を与えつつミルクを補うことが大切
  • 授乳は抱っこの仕方や哺乳瓶の角度次第で大きく変わるため、指導を受けるのがおすすめ
  • 泣き止まない時は、空腹以外の原因も考え、無理せずスタッフに相談すること

母子同室は喜びも大きいですが、同時に戸惑いも多い時間です。
「うまくできない」と感じても、それは自然なことであり、少しずつ親子で慣れていけば大丈夫。

私の体験談が、これから母子同室を迎える方や、授乳に不安を感じている方の参考になれば幸いです。

ママぴよ


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