育児・暮らし

眠るのを諦めた日 〜育児と睡眠負債のリアル〜

こんにちは。ママぴよです。

昔の私は、寝坊助でした

私は子どもの頃、母に何度も起こされないと起きられない“寝坊助”でした。
でも社会人になってからは、朝に比較的強くなり、一度目が覚めるとガツガツ動けるタイプに。

出産後、始まった「眠れない日々」

そんな私でも、子どもが生まれてからというもの、眠れない日々が続きました。
夜間のオムツ替えや授乳で寝不足が積み重なると、起きるのも辛く、起きた後も頭が働かない。
体が「寝させろー!」と悲鳴を上げている状態でした。

命綱だった、週末の「朝仮眠」

そんな中、週末だけはふわ子が朝起きた後、パパビーにバトンタッチしてもらい、1時間ほど仮眠を取らせてもらっていました。

朝活動を始める前でないともう眠れないので、「朝の仮眠」は私にとって本当に貴重な回復時間でした。

新生児期を過ぎても続く夜間覚醒

新生児期を過ぎても、ふわ子は夜中に頻繁に目を覚まします。
まだ朝まで通して眠れる体力はないし、セルフねんねのトレーニングもしていなかったため、毎回寝かしつけが必要でした。

「離乳食食べたら寝る」は幻想だった

離乳食が始まっても、夜起きる回数は減らず。

「しっかり食べるようになれば寝るようになるよ」という友人のアドバイスを信じていたものの…
ふわ子は離乳食をなかなか食べてくれませんでした。

1歳を超えても離乳食は難航。食べる量も少なめで、夜間も最低3回は起きる毎日。

私の睡眠負債は、ただただ積もっていくばかりでした。

育休中だけど

育休中ではありましたが、娘のお昼寝中は離乳食作りや、私たち夫婦の食事の準備が日課。

それ以外にもふわ子が起きているとできない事は、この時間を利用するしかありません。

一緒にお昼寝をする時間は、そう簡単には確保できません。
どうしても辛いときだけ、娘のお昼寝に合わせて仮眠を取っていました。

「ママ〜」とやってきた日

ある週末、「やっと週末!今日は仮眠できる!」とふわ子とパパビーをリビングに残して寝室へ。

「眠い〜」と横になると…「ママ〜」と呼ぶ声が。

ふわ子が、たどたどしい足取りで寝室までやってきたのです。
我が家は平屋なので、自力で来れてしまいます。

その日からふわ子は、「起きたら3人一緒にいるのが当たり前」と言わんばかりに、私を毎回迎えに来るように。

がんばって来てくれたふわ子を追い返してまで寝ることはできず、私はこの日、眠るのを諦めました。

育休明け、さらなる地獄の始まり

ふわ子が1歳5ヶ月のとき、私は仕事に復帰しました。

でも、夜は相変わらず。
保育園で刺激を受けるせいか、夜泣きが激しく「何回寝かしつければいいの…(泣)」という日々。

仕事があるので、育休中のように「今日は一緒に昼寝しよう!」なんてできません。

それでも頼れない夜の寝かしつけ

週末はふわ子のお昼寝に合わせて私も仮眠を取るようになりましたが、夜中は毎晩何度も目を覚ますふわ子の寝かしつけに対応する日々。

パパビーが対応しようとしても、「違うー。おっぱい。ママがいい!」と泣いて拒否されてしまいます。

無理に対応しようものなら大泣きしてヒートアップ、完全に目覚めてしまうため、結局私が対応するしかありません。

添い乳のツケ

この状況を招いたのは、生後間もない頃に私が添い乳に頼ってしまったから。

あの頃はとにかく眠くて、おっぱい以外の寝かしつけやネンネトレーニングをやる気力がなく…。
でも、やっぱりちゃんとやっておくべきでした。

今では、代わりのきかない“私だけが対応できる状態”になってしまいました。

「寝たいだけ」なのに、それが一番難しい

ふわ子が生まれる前は、夜更かししても翌日ゆっくり寝れば回復できたし、週末に思う存分寝ることもできた。

でも、今はそんなこと、夢のまた夢です。

「自分のペースで、人に起こされずに寝たい」
たったそれだけのことが、一番難しい現実となりました。

ふわ子の風邪=地獄の数日間

一番辛いのは、ふわ子の体調不良のとき。

鼻づまりで眠れず「抱っこ。立つ。」と立って抱っこでの寝かしつけを求められます。
保育園に通い出してから風邪を引く頻度が上がり、体重も10kgを超えたふわ子を抱えて立って動くのは地獄。

しかも、風邪はほぼ100%もらいます。
自分も高熱・咳・鼻水の中、夜通しの看病。本当に本当にキツいです。

少しずつは成長。でも「完全な夜」はまだ遠い

ふわ子が2歳を過ぎてからは、以前よりは少しまとまって寝てくれるようになりました。

とはいえ、夜間に1〜2回は起きて、「おっぱい」と言って自分で服をめくって飲んで寝るという感じ。

私は寝ぼけながら対応するだけですが、おっぱいを吸われている間の陰圧の不快感で、結局寝ることはできません。

朝5時からの「おっぱいタイム」

そして毎朝の恒例が、5時すぎの「おっぱい飲む」タイム。
交互に飲み続け、ふわ子はそのまま元気に活動開始。

私はおっぱいの不快感と疼痛の限界が来て、6時半頃に観念して起き上がる…のが毎朝のルーティンです。

もちろん、土日も祝日も関係ありません。

睡眠負債の恐怖

ごく稀に朝まで寝てくれることがあっても、私は毎晩起こされることに慣れてしまっていて、ひとりで勝手に目が覚めてしまいます。

このままふわ子がおっぱいを卒業して、ぐっすり眠るようになっても…
私が不眠症になっていなければいいなと願うばかりです。

後悔していること

正直、幼児期を迎える前にネンネトレーニングをしておくべきだったと、今になって強く思います。

あのときは本当に余裕がなかった。
でも、あのとき頑張っていれば、今のような“自分の首を締める育児”にはならなかったのかもしれません。

今、生後間もない赤ちゃんを育てている方へ

「今は大変だけど、そのうち寝るようになるよ」

よく聞く言葉ですが、やっぱり自分が休める仕組みは早いうちに作っておくべきだと思います。

どうか、どんなに大変でも、できる範囲で「ねんねの習慣づけ」や「セルフネンネトレーニング」を頑張っておくことをお勧めします。

最後に追い打ち。寝相というラスボス

2歳を過ぎたふわ子、今度は寝相がとにかくすごい。

シングルとセミダブルを並べて寝ているのに、気がつくと私の上に乗って寝ていたり、私の枕の上で寝ていたり…

私はひたすら「潰さないように」「起こさないように」と薄くなって眠っています。寝返りも打てず、睡眠の質はガタ落ちです。

それでも、この時間はきっと宝物

そんな日々も、きっと振り返ればあっという間なんだろうなと思います。

いつかふわ子に、「あんた、寝相すごかったんだよ〜!」と笑いながら話せる日を楽しみに。

今は、この貴重な時間を大切にしながら、母として、今日も一緒に眠ります。

 最後まで読んでくださってありがとうございました!

同じように眠れない夜を過ごしているママ・パパ、今日も本当にお疲れさまです。

ママぴよ

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