ママぴよです。
「腱鞘炎なんて、自分には関係ないでしょ」
「もしなったとしても、すぐ治るはず」
──なんて、謎の自信を持っていた産前の私。
でも現実は、里帰り中にしっかり腱鞘炎になりました。しかも、なかなかしぶといやつ。
授乳方法が原因
原因は明確で、「授乳方法」でした。
産院にいた頃から、産後2週間半くらいまでは授乳クッションを使っていたんです。
でも、授乳ポジションがなかなか定まらず、全然“楽”じゃなくて…。
標準の下限の体重
ふわ子は2,500gギリギリで生まれたため、小さめサイズ。
授乳クッションを使っても高さが合わず、毎回バスタオルを差し込んで調整しても、うまくいかない。
そのうち「もういいや!」と思い切って授乳クッションを外し、抱っこで直接授乳してみたら意外とやりやすかったんです。
ママぴよは上半身がムキムキ
私は上半身がけっこう筋肉質で、「小さい赤ちゃんの頭を支えるくらい余裕!」と思ってしまったのが…完全なる落とし穴でした。
赤ちゃんの頭を支えるときって、無意識のうちに指を内側に曲げるような力が入り、その姿勢をキープしようとすることで手首に相当な負担がかかっていたのです。
手首の痛み
そして授乳クッションをやめてたった2日で、
手首にジワジワとした痛みが…。
このタイミングで再びクッションを使えばよかったのに、
すでにパパビーに持って帰ってもらっていた後。涙
誰でもなり得る腱鞘炎
「まぁそのうち治るでしょ」と甘く見ていたら、
みるみる悪化して、抱っこするのも、モノを持つのも激痛に。
そんな中、テレビで見たのが、プロのバレーボール選手も産後の腱鞘炎で苦しんでいるドキュメンタリー。
「鍛えてるアスリートでもなるんだ!?…私がなってもそりゃ当然か」とやっと現実を直視。
曲者は支柱
そこからサポーター探しが始まりました。
支柱入りのものを買ってみたけど、ふわ子を抱っこすると支柱がふわ子に当たってしまうのが気になって、結局支柱を抜いて使うはめに。
…でも、それだと意味ないやん。
最終形はシンプル
いろいろ試した結果、最終的に行き着いたのは、
超シンプルなリストバンドタイプのサポーター。
本当は親指まで覆うタイプの方がサポート力は強いのですが、
おむつ替えのときに汚れたり、つけ外しが面倒だったりで続かなかったんですよね。
完治までの道のり
この“地味だけど続けられる”サポーターを使いながら、
痛みが軽くなったり、ぶり返したりを繰り返し…
最終的に完治するまで、なんと1年。
本当に長い道のりでした。しんどかった…。
でも今なら断言できます。
腱鞘炎は予防が命!!
「私は大丈夫」って思ってる時こそ、
ちゃんと道具を使って負担を減らしてほしい。
私から、かつての自分、そして今のあなたへ伝えたい。
授乳クッション、絶対使って!
最初にサポートしてあげることで、1年にわたる闘いを回避できるかもしれません。
ママぴよ
他にも身体の問題の記事が気になる方は以下もどうぞ!